シーイーシー健康保険組合

2月16日開催の組合会において、平成29年度（4月1日～翌3月31日）の事業計画と 予算が承認されました。

１．予算規模は昨年度比微減の1,783,742千円(△1.87％)となりました。 健保組合の財政運営に大きな比重を占める「高齢者医療制度への納付金」は平成 29年度予算においては前年度比減の659,163千円(△5.99％)となり、総保険料収入に 占める割合は前年度と同率の38％になる見通しです。 この納付金額の算定に大きな影響を与えるのが、当該健保組合における前期高齢者 （65歳～74歳の加入者）の医療費です。
シーイーシー健保組合においては、平成27年度と比べると大きく減少しているものの、 それでも一人当たりの医療費は全健保組合平均と比較すると約2倍と高い水準にあり、 前期高齢者の医療費のさらなる抑制が健全な財政のための大きなポイントです。 怪我などの事故防止や定期的な健康診断、重症化予防など、少しでも健康的な状態を保つ意識を持ってもらうことが必要です。

２．「人間ドック」の自己負担額を5,000円に改定 40歳以上の加入者を対象とした「人間ドック」の受診率がここ数年間20％程度と低く なっており、早期の発見・治療が遅れるケースがありました。この対策として、昨年度は新規導入の被扶養者向けレディース健診が好評を博し、 大きく受診率が向上しましたので、本年度は「人間ドック」を従来10,000円であった 自己負担額を5,000円として受診率向上を目論んでいます。

予算概要は下記の関連リンク「平成29年度　予算概要」のとおりとなります。